リスタート

しばらくブログの更新が止まっていた。
このまま沈黙してる場合ではないので気を取り直して。

今回は読んでもなんの役にも立たないけど今書きたいことを書いた。リスタートにふさわしい内容であるとは思う。

四月一日企画の「四月一日」はご存知の通り「ワタヌキ」と読む。少し古い話になるが、この社名が生まれたきっかけについて書きたい。
トップページに書いてある社名の説明は嘘ではないが、きっかけというか由来は全く別のところにあって、ぴーこんとぴーこんのマネージャーである「えり」が関わっている。

話は数年前、株式会社エムワープでぴーこんのぬいぐるみを企画していた頃にさかのぼる。
(現在は四月一日企画にいるぴーこんは、元々はエムワープという会社の「POPCORN」というアプリのキャラクターだったのでその頃のお話。)

ぬいぐるみ屋さん(正確にはグッズ屋さん)にお願いしてサンプル作成していたのだが、なかなかしっくりするものが上がってこない。打ち合わせで持ってくるサンプルは、だいたい綿を詰め過ぎてパンパンになったぴーこんだった。
絶妙なバランスで保たれているぴーこんは、少し太ったり腕の角度が違ったりするだけで全くかわいくなくなる。この辺の機微がぬいぐるみ屋さんにどうしても伝わらない。何度言っても理解してもらえないことに2人ともイラついたものだった。

度重なるサンプル出し。目鼻のバランスは良くなるも、常に綿は詰め過ぎのぴーこん。
業を煮やしたマネージャーのえりは、言ってわからないのであればと、その場でサンプルぴーこんの脇腹の縫い目から中に詰まった綿を抜き始めた。それはもう黙々と綿を抜いていた。テーブルの上に抜かれた綿がこんもりする頃、ちょうどよいサイズと柔らかさのぴーこんができあがっていた。

その職人のような手さばきに敬意を表して彼女を「綿抜きのエリー」と命名した。
この呼び名を気に入った彼女は、その後、WEBサイトやゲームなどのニックネームには「ワタヌキのエリー」という名前を登録するようになった。

そんな経緯で生まれた「ワタヌキ」という言葉だが、その響きは自分でも気に入ってて、ある時ふと「綿抜き」以外の字は無いのかと調べたことがあった。そこではじめて「四月一日」を「ワタヌキ」と読むと知ってさらに好きになった。エイプリルフールが好きだったこともあり、「如月(キサラギ)」「十六夜(イザヨイ)」「海神(ワダツミ)」などの言葉が好きだったこともあり。

その後、しばらくして新しい会社を立ち上げることになった時も「四月一日(ワタヌキ)」が強く残っていたので社名に入れたいと思った。
彼女にはその立ち上げ時も相談に乗ってもらっていた。PRプランナーを志していた彼女は、その手の仕事があったら手伝うと言ってくれていたので、名乗る時はまさしく「ワタヌキのエリー」になるね、なんて盛り上がったのを今でも鮮明に覚えている。
「株式会社四月一日」だと全くなんの会社かわからないので事業内容がわかる名前にしようということになり、最終的に「株式会社四月一日企画」という社名に落ち着いた。

以上が四月一日企画という社名が生まれた経緯である。
ぴーこんはもちろんのこと、そのマネージャーであるえりがいなければ生まれていなかった社名。先月、彼女はちょっと遠いところに旅立ってしまったが、これからも一緒に四月一日企画を支えてくれることと思う。

ブログで書くのもなんだが、改めて、お礼を言っておきたい。
今までありがとう。そしてこれからもよろしく。